一般歯科の特徴

患者様とのお付き合いを大切にするからこそ出来る治療

患者様とのお付き合いを大切にするからこそ出来る治療

長い間歯を診察すればするほど、その方の変化がよく分かるようになります。当院は患者様とのお付き合いを大切にし、長期間に渡り診察することで、お口の変化に合わせた治療を提供しています。むし歯などのトラブルが見つかれば適切な治療を行い、今ある歯を長く持たせるお手伝いをします。

治療だけでなく、健康を守るための指導も行う

治療だけでなく、健康を守るための指導も行う

歯科で扱う疾患の中には、歯周病など痛みや炎症を伴うものがあります。このような歯の病気がある場合、痛みを避けるために食生活が偏ってしまい、別の病気の原因を作ってしまうことがあります。これを防ぐには、食生活をはじめとした生活指導が必要です。そのため当院では、口の中だけでなく、患者様の全身の健康を守るための治療や指導を行っています。

大学病院との連携

大学病院との連携

当院は荻窪病院と連携している他、東京医科大学病院歯科口腔外科への紹介が可能です。専門的な検査や治療が必要な場合にも、すぐにご紹介できます。一般歯科で治療が難しい場合でも、安心して治療を受けて頂ける体制となっています。

むし歯治療について

むし歯の原因

むし歯は口中に存在する菌が、歯に付いた糖を栄養にして酸を生み出し、歯を溶かすことで起こる病気です。歯に常に糖が付着していたり、口腔内で菌が繁殖していたりする状態だと、むし歯になりやすいです。

むし歯の進行

むし歯は進行状態によってC0からC4までの段階があります。むし歯の症状と治療は、それぞれの段階によって違います。

  • 初期:C0

    ご自身では気が付きにくい、非常に小さいむし歯の状態です。状況によっては、ホームケアで治療が出来る場合もあります。この段階で気が付くには、定期的な歯科健診を受けることが重要です。

    初期:C0
  • エナメル質のむし歯:C1

    歯の一番外側にあるエナメル質に穴が開いている状態です。この段階ではまだ痛みを感じにくいです。むし歯になった部分を削り、詰め物をする処置を行います。

    エナメル質のむし歯:C1
  • 象牙質のむし歯:C2

    むし歯がエナメル質の下にある象牙質まで進んだ状態です。甘い物や冷たい物を食べると歯がしみるのはこの段階です。象牙質の奥には神経と血管が集中しているため、穴が深くなればなるほど痛みが強くなります。治療は菌に侵された部分を大きく削り、詰め物や被せ物による処置を行います。痛みが生じやすいため、麻酔を使うことが多いです。

    象牙質のむし歯:C2
  • 神経に達したむし歯:C3

    むし歯が歯の神経に到達した状態で、何もしなくても痛みを感じることが多くなります。熱い物や酸っぱい物を食べた時にも痛みを感じるようになります。神経に菌が入り込んでいる可能性が高いため、神経を抜いて歯の中を掃除し、薬を詰めて被せ物をする処置を行います。

    神経に達したむし歯:C3
  • 根に達したむし歯:C4

    歯の神経が死んでしまい、歯の上部分がほとんど無くなっている状態です。最悪の場合、歯を根っこから抜く必要があります。歯を抜いた後は、入れ歯やブリッジなどで補います。

    根に達したむし歯:C4

むし歯治療の痛みについて

むし歯治療は痛みを伴う場合がありますが、これは刺激に敏感な象牙質や、その中にある神経を刺激するためです。むし歯治療は歯を削る必要があるため、どうしても刺激を痛みとして感じます。また、麻酔注射などやや痛みを伴う処置を行うこともあります。

むし歯がしみる原因

むし歯がしみるのは、刺激に敏感な象牙質や、その中にある神経がむし歯菌によって剥き出しになるためです。むし歯によって空いた穴から食べ物の刺激が加わることで、しみるような痛みを感じます。また、むし歯が進行すると神経にも影響を及ぼすため、これが原因で痛む場合もあります。

出来るだけ削らない治療

初期のうちにむし歯が見つかれば、歯を削らずに治療することも可能です。早い段階でむし歯を見つけ、歯を失う事態を防ぐためには、定期的な予防治療が欠かせません。歯科健診や予防治療の受診をおすすめします。

レーザーを用いたむし歯治療

当院では、レーザーによるむし歯治療が可能です。レーザーによる治療は、痛みを感じにくく、治りが早い傾向にあります。むし歯の殺菌や炎症を抑える治療にも用います。

根管治療

根管治療

むし歯が進行してしまった場合、歯の神経や根っこの部分を治療しなくてはならないケースがあります。
この時に行うのが根管治療です。炎症した歯の神経を抜き、薬剤を詰めて蓋をします。

根管治療の痛みについて

根管治療は歯の神経やその土台となる部分を治療するため、痛みを伴います。痛みを抑える処置として、麻酔を行います。むし歯は進行すればするほど、治療に伴う痛みが強くなる傾向にあります。

根管治療の種類

根管治療には3つの種類があります。むし歯菌に感染した神経を取り除く「抜髄」、歯の中にある、むし歯菌に感染した物質を取り除く「感染根管治療」、うまくいかなかった根管治療をやり直す「再根管治療」です。これらのうち、患者様の状態に合った治療を行います。

歯周病

歯周病

歯周病は、歯に付いた細菌が引き起こす病気の一つです。歯周病菌によって歯ぐきが炎症を起こし、歯を支える組織が破壊されることで発症します。初期症状が分かりにくく、知らない間に進行していく慢性疾患でもあります。歯周病は一度かかると一生付き合う必要がある病気です。定期的に歯と歯ぐきの状態を確認し、歯周病の進行を抑える治療や指導を受けましょう。

メッセージ

歯に違和感や異常を感じた方は、当院にご相談ください。患者様の歯の状態を確認した上で、患者様のご要望に沿った治療計画を立てます。小さい症状も見逃さず、丁寧に治療いたします。